事業主と健保が連携し、原則全事業所を対象に実施しています。
対象者は、定期健康診断結果より生活習慣の改善が必要と判定された方で、健康度合い等により4つのコースを設定しています。
コラボヘルス(会社と健保が連携して保健事業を行う)の推進により、被保険者(従業員)の健康づくりの取り組みを効率的かつ効果的に行うため、2018年度より設置しました。
♢設置単位:
原則として、各社の安全衛生委員会活動の単位
♢役 割:
1)健保からの健康に関する情報や知識等を各社の事業所毎に広く周知する。
2)健保主催の健康教室の運営および、各社のクリタ健康改善プログラムを効果的に行うためのサポートを行う。
3)従業員からの意見等を聴取し、今後の保健事業の推進に反映する。
健診受診後、対象の被扶養者の方へ、保健指導プログラムのご案内メールが届きます。複数の保健指導会社のプログラムから自由に選択できますので、案内が届いた方はぜひご参加ください。(各保健指導会社より、お電話でご案内する場合もございます)
㈱イーウェル ヘルスケアサービス |
■プログラム期間:3カ月 肥満遺伝子検査に基づいて、個人に適した栄養指導をWEBGYMアプリで1日5分の運動で生活改善。いつでもどこでも可能なオンライン面談。 |
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㈱ベストライフ プロモーション |
■プログラム期間:3~4カ月 WEBシステムを活用して、手軽にセルフモニタリングができ、体重減少、健康的な生活習慣への行動変容。 |
㈱サンプリ |
■プログラム期間:3カ月 |
対象になるのは?
➡40歳以上75歳未満の被扶養者(ご家族)
目的は?
➡メタボリックシンドロームの早期改善
どんなことをするの?
➡保健師や管理栄養士等の専門家が、生活習慣改善の取り組みを支援します(約3ヶ月間)
受けないとどうなるの?
①生活習慣病(高血圧や糖尿病等)の発症リスクを高めることに
②実施率が低い場合後期高齢者支援金(※)が加算されて健保財政の悪化に
③保険料値上げの要因にも
健康保険組合は、75歳以上の医療費を支援するための後期高齢者支援金を国に拠出しています。
支援金は加入者の報酬額に応じて決定しますが、さらに、加入者の特定健診や特定保健指導の実施率に応じて加算や減算がされることになっており、特定健診や特定保健指導を受ける人が少ないと最大で10%の加算(ペナルティ)が課されます。
特定保健指導に関する詳細はこちらをご覧ください。
健診結果で、肥満(内蔵脂肪型肥満)があり、さらに血圧・脂質・血糖の何れかひとつでも基準値を超えると対象となります。但し、血圧・脂質・血糖の薬をすでに飲んでいる方は対象外となります。
厚労省の『標準的な健診・保健指導プログラム平成30年度版』『特定健康検査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き(第3版)』に準じて実施しています。
詳細はこちらをご覧ください。
肥満(腸のまわりや腹腔内に脂肪がたまる内臓脂肪型肥満)があり、高血圧、高血糖、脂質代謝異常、これらのリスクが重なっている状態のこと。放置しておくと、自覚症状がないまま動脈硬化が進行するため、心臓病や脳卒中、糖尿病の合併症など重大な疾病の危険性が高まります。 メタボリックシンドローム、またはその予備群と判定された方は、今のうちに生活習慣を改善し、メタボから脱却することが重要です。
詳しくはこちら
ご不明な点がありましたら、健保までお気軽にお問い合わせください。
TEL:03-6743-6790