お知らせ

賢い選択で医療費にやさしい受診をお勧めします

2017/10/16

平成29年10月16日

組合員の皆さま

栗田健康保険組合

 

賢い選択で医療費にやさしい受診をお勧めします

 

 厚生労働省は2015年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費の総額(国民医療費)が、前年度比約1.5兆円増(3.8%増)の42兆3644億円と発表しています。国民1人当たりでは1万2200円増の33万3300円です。いずれも9年連続で過去最高を更新しています。みなさんの一人ひとりの心掛けにより、医療費の増加を抑制することにも繋がります。今日からできることに、ひとつでも多く取り組むことにご協力お願いいたします。

generic1

 <調剤薬局で処方を受ける場合>

 ジェネリック医薬品を活用する

 医師から交付された処方箋の「後発医薬品への変更不可」欄に署名押印がなければ、ジェネリック医薬品へ変更が可能です。特に長期間服用する場合などは薬代を大幅に節約することができます。

 オーソライズドジェネリックとは

 新薬企業から特許権などの使用許諾を得て製造販売されるジェネリック医薬品をオーソライズドジェネリック(AG)といいます。通常のジェネリック医薬品は、新薬の特許期間が満了したのちに製造販売されますが、AGは、通常のジェネリック医薬品より早く製造販売することも可能です。AGには、原料や添加物、製造方法が先発品と同じ、といったメリットがあり、近年、日本でも急速に広がりを見せています。

generic2

 <医療費控除を上手に利用する>

 2017年1月から、特定の医薬品購入に対する新しい税制「セルフメディケーション税制」がはじまりました。「セルフメディケーション税制」は、きちんと健康診断などを受けている人が、一部の市販薬を購入した際に所得控除を受けられるようにしたもので、軽度の身体不調時に市販薬を購入することにより、医療費の適正化にも繋がります。なお、従来の医療費控除と同時には利用することができませんので注意が必要です。

generic3                                                                                                           以 上