平成30年3月15日
組合員の皆さまへ
栗田健康保険組合
平成30年度健康づくり施策について
第129回予算組合会におきまして、平成30年度の保健事業計画が承認されました。下記の通り第2次クリタ健康づくり計画の対策の方向性及び個別事業の変更について、ご案内いたします。
1.第2次クリタ健康づくり計画(=第2期データヘルス計画、平成30年度から6ヵ年)の対策の方向性
(1)幅広いコラボヘルス:事業所の責任者、医療スタッフ、健康づくり推進者(*1)等関係者への
働きかけを強化し、「共同実施」(*2)から、「協力・支援」(*3)までコラボヘルスの
幅を広げる。
*1 健康づくり推進者・・・事業所(会社、大規模拠点)ごとのコラボヘルス推進役として新設
する。会社や大規模拠点から選任してもらう。
健保から、情報共有、意見交換、研修などの支援を行う。
事業所の特性により、現状の健保事務担当者との兼務でも可。
詳細について健保の健康管理委員会で検討し、理事会の承認を得た上
で、運用を開始する。
*2 共同実施・・・健保と事業主が、費用分担あるいは共同企画・運営・推進。
*3 協力・支援・・・健保主体の事業に関して、効果・効率・利便性の向上のために、事業主の
協力・支援を得る。もちろん、健保からの協力・支援も行う。
(2)健康意識・風土の醸成(ポピュレーションアプローチ):クリタ健康づくり計画の核であり特徴でも
ある、「健康教室・イベント」の開催回数・参加者を増やす。
(3)効果的な健康支援:ポピュレーションアプローチに加え、栗田健保独自の「クリタ健康改善プログラ
ム」で、確実に健康改善に取り組んでもらう。また、健康支援手法の柔軟かつ効果的な運用を求める国
の方針を踏まえて、手法の工夫を重ねていく。
(4)中長期的な狙い:5年後、10年後の「メタボ以上のリスク者」割合を下げる。
2.平成30年度の個別事業の変更について
項 目 |
目 的 |
対象者
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実施内容
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1.婦人科検診の 個人負担金の無料化
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婦人科検診受診率向上のため
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被保険者
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・検診(子宮細胞診・マンモグラフィあるいは乳腺エコー)に対する、現状1,500円/1検診の個人負担金は、年齢にかかわらず全員無料にする。 |
2.歯科検診・指導の 再開 |
歯周病対策のため |
被保険者
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・歯周病対策の歯科検診・指導を、業務委託して水平展開して実施する。 |
3.禁煙促進策(強化) |
・禁煙によりメタボ対象 者を減少させる ・受動喫煙の防止 |
被保険者
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・専門家(日本禁煙科学会)からの講師派遣による禁煙セミナーを、実施する。
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4.被扶養者向け健康 教室 (新規) |
被扶養者の健康意識・知識向上 |
被保険者・被扶養者
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・「介護・健康教室」の健保共同開催事業への参加。全国で開催する教室を被扶養者へ提供する。
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以上