一人ひとりに適正な受診をご理解・ご協力いただくことは
ご自身の支払う医療費の節約だけにとどまらず
皆様が納めている健康保険料上昇の抑制につながります。
1.家の近所に「かかりつけ医」を持ちましょう
●大病院より、待ち時間がかかりません ●必要に応じて専門医や大病院に紹介状を書いてもらえます
※紹介状なしに大病院にいくと初診料医科は7,000円以上、歯科は5,000円以上の自己負担がかかります(病院により異なります)
2.重複受診(はしご受診)は控えましょう
●毎回「初診料」がかかります ●検査が重複し体に悪影響を与える心配があります
●医療機関で治療中の負傷部位は接骨院・整骨院では健康保険が利用できません(自費となります)。
現在かかっている医師に不安や疑問を正直に伝えましょう。 他の医師の意見が聞きたい場合は、セカンドオピニオンという方法もありますので、かかっている医師に申し出てみてください。 |
3.ジェネリック医薬品を上手に利用しましょう
●ジェネリック医薬品は、新薬の“特許が切れた後に販売される新薬と同等の有効成分、効能・効果をもつ医薬品のことで
す。価格が約半分と安価です。健保では削減効果が一定以上ある方へ差額通知を送付していますのでご検討ください。
4.接骨院・整骨院は『保険の範囲内』で正しく利用しましょう。
●厚生労働省の示す健康保険の範囲は『外傷性が明らかな骨折・捻挫・打撲・脱臼』のみで、『慢性に至っていない状態』です。
上記「健康保険の範囲」外は自費や医療機関をご検討ください。通院が長引いている場合は慢性や他の病気の可能性もあります。
医療機関ではレントゲン・MRI・CT等の詳しい検査ができ、病名を確定することができますので医療機関の診察を受けましょう。
★外傷性が明らかではない身体の痛み、不調はちょこっとストレッチもおすすめです★ 健保のホームページ・掲示板に「健保×RIZAPコラム」にて1分程度でできるストレッチの動画を紹介しています。Youtubeなどでも無料で利用できる5分から10分のストレッチもあります。お好みのストレッチを探して活用しましょう。それでも治らない場合は病院もご検討ください(病院は健康保険が利用できます) 健保✖RIZAP健康コラム・動画 ➡ 27 | 栗田健康保険組合 (kuritakenpo.or.jp) |
≪注意!!≫子供の医療費はかからないわけではありません。
多くの自治体では「こども医療費助成制度」があり、受給証を提示することにより、「無料」や「一部負担」で医療・薬の処方が受けられます。誤解されがちですが、医療費はただではありません。健保組合が7割、または8割を負担しています。無料だからと安易に病院にかかったり、保湿クリームなども過剰にもらうのはやめましょう。
★休日、夜間、こどもの症状の判断に迷うときは無料電話相談もご活用ください★ ≪こども医療電話相談≫#8000 小児科の医師や看護師から症状に応じた適切な対処方法についてアドバイスが受けられます。 |