一人ひとりに適正な受診をご理解・ご協力いただくことは、医療費の無駄を抑え
ご自身の支払う医療費の節約だけにとどまらず
皆様が納めている健康保険料上昇の抑制につながります。
1.家の近所に「かかりつけ医」を持ちましょう
かぜや日常よくある病気・怪我のときは近くにあるかかりつけ医を受診しましょう。
●大病院より、待ち時間がかかりません
●必要に応じて専門医や大病院に紹介状を書いてもらえます
(紹介状なしに大病院にいくと初診料5000円以上の自己負担がかかります)
2.重複受診(はしご受診)は控えましょう
同じ病気で複数の医療機関を受診するのはお金だけではなく、体にも負担がかかります
●毎回「初診料」がかかります ●検査が重複してしまい体に悪影響を与える心配があります
●同じ薬が処方されることがあります
現在かかっている医師に不安や疑問を正直に伝えましょう。
他の医師の意見が聞きたい場合は、セカンドオピニオンという方法もありますので、かかっている医師に申し出てみてください。
3.時間外受診※は必要時以外控えましょう ※概ね18時~22時
●診療時間外、休日、深夜に受診すると割り増し料金がかかります。
●休日、夜間に診療を行っている医療機関があるのは「緊急」を要する患者の治療のためです。
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《要注意!!》
子どもの医療費自己負担0円は、医療費がかからないわけではありません
子供の医療費は「こども医療費助成制度」があり、受給証を提示することにより、「無料」や「一部負担」で医療・薬の処方が受けられます。多くの自治体にこの制度があります。誤解されがちですが、医療費はただではありません。健保組合が7割、または8割を負担しています。
無料だからと安易に病院にかかったり、保湿クリームなども過剰にもらうのはやめましょう。
★心配だからとりあえず病院にかかっておこうと判断する前に・・・・≪小児救急電話相談≫#8000
まずは電話で相談をする方法もあります。小児科の医師や看護師から症状に応じた適切な対処方法についてアドバイスが受けられます